発信するサル

書籍、映像作品、投資

2020-01-01から1年間の記事一覧

安宅和人 「イシューからはじめよ」 感想

これはたぶんみんな読んだほうがいい。 なんだろう、難しかったからまた読まなきゃいけないけど、読んだほうがいい。 外山滋比古の「思考の整理学」を読んだ時のような感覚。 知識ではないのだけれど、一度読んで、その思考回路を開いておいたほうが、後々役…

ハンス・ロスリング 「FACTFULNESS」 感想

まあなんか売れている理由はよく分かった。おもしろかった。 特段書き連ねるようなことは無いが、読む価値はあったと思う。 ・人口の増加は止まる ・「あの人たち」も近代化され裕福になっていく ・依然悪い状況だが確実に良くなってきている ここら辺は新た…

マーク・ダグラス 「ゾーン 相場心理学入門」 感想

最初バリュー投資を否定しだしたので、「なんだこいつチャーティストか!?」と思ったが、バリューとかテクニカルとかそういう話ではなく、マーケットに対する自分の心理状態をどう捉えるかという、ひたすらに自己省察の物語だった。とても有用だった。 ・マ…

株式投資について(3)

いつか上がる株を今買う必要はないのでは?いつか上がる株は、そのいつか上がるときに買えばいいのであって、今買うべきは今上がる株なのでは? ディフェンシブな株を買う必要はないのでは?こんな小さな種でディフェンシブな株を買ったところで、上り幅は雀…

株式投資について(2)

小型~中型株かつバリュー(低PER,低PBR)かつテクニカル(上がり始め)+(グロースorテーマ/集団心理/砂上の楼閣)が最強なのでは? 全てを満たす株が無いのなら、その市場に投資すべき株が無いということなので、今は何も買わなくてよい。 株は商品?せどりのよ…

安宅和人 「シン・二ホン」 感想

国レベル、地球レベルでの未来構想が語られており、大変勉強になった。 日本という国家のレベルでの現状の分析と問題点、今後の構想、これまでのレガシーについて語られていた。 日本の現状については、私は正直よく分かっていなかった。どれだけニュースを…

映像の世紀プレミアム 第8集 「アメリカ 自由の国の秘密と嘘」 感想

序盤はFBI長官フーバーの話だったので、少しダレてしまったが、そこからジョン・F・ケネディ暗殺、ニクソンのウォーターゲート事件の話題となり、なかなか興味深い内容だった。 「アメリカ怖っ」という感想。 よく映画でスパイ、陰謀、暗殺などがテーマとし…

堀江貴文 「多動力」 感想

冒頭は、「堀江さんの自慢話が始まっちゃったよ、、、」と思っていたが、聞いてみると割とまともなことばかり仰るな、という感想。その通り、と賛同できることが多かった。 「電話をしてくるようなやつは自分の時間を奪うやつだから縁を切ったほうがいい」と…

株式投資について①

PERもいまいち当てにならない。 やはり美人コンテストだなというのは痛感する。 日経平均は2万3千を超え、どれも割高に見える。人気銘柄の値段はだいぶ前に吊り上がってしまっている。 人気になってしまった銘柄はどこでエントリーしても負けだし、割安に見…

NHKスペシャル 新・映像の世紀 第5集 若者の反乱が世界に連鎖した 感想

それにしても映像構成がうますぎませんか?いっつもオープニングとエンディングで感動してしまうんですが。 いつの世も若い世代は無知であり、それ故に純粋であり、高潔であり、暴走しやすくもあるということか。いずれも民主化を達成するパワーとなり、世界…

仕事は楽しいかね?

2001年出版の本のようだ。 「それほど楽しくはないです」と思い、書店で手に取った。 何年も前に書店で見かけて気になっていたが、そのときは学生だったのか手に取ることはなかった。 考え続けること、試し続けること、変わり続けることをメッセージとして受…